■社長が元氣になれば会社は良くなる
増税の足音このコラムは60秒でお読み頂けます。「 増税の足音 」 お元氣様です。 いつもお世話になりありがとうございます。 国税庁より相続税の実態が発表されました。 平成20年中(平成20年1月1日〜平成20年12月31日)に亡くなった人(被相続人)の相続税の実態調査です。 @ 被相続人数(死亡者数) 114 万人 A 相続税申告者数 4.2 万人 B 課税割合(A/@) 4.2 % C 課財価格 10兆7,248 億円 D 税額 1兆2,504 億円 E 被相続人1人当たり 課税価格(C/A) 2億2,339 万円 税額 (D/A) 2,604 万円 100人亡くなって相続税が課税される人は4人です。 相続財産が基礎控除(5,000万円+1,000万円×相続人の人数)以下の人が殆どなのです。 この課税割合は基礎控除の引上げがあった平成6年分以降における最低の水準です。 民主党政権はこの基礎控除を引下げて相続税の増税及び格差の是正をはかろうとしています。 直ぐそこに、相続税の大増税時代が迫っています。 今やるべき対策は生前贈与の活用です。 贈与税の基礎控除(110万円) マイホーム取得資金贈与の非課税枠(平成22年・・1,500万円 平成23年・・1,000万円) 相続時精算課税制度(2,500万円) 贈与税の配偶者控除(2,000万円) 贈与税の納税猶予制度(自社株の後継者への贈与・発行済株式総数の2/3まで) 贈与には上記のように様々な特例があります。 戦略的に特例を活用して生前贈与を行うことをお勧めします。 ご意見・ご批判・ご要望がございましたら、どんどんkohara@c-sbc.co.jp までご返信ください。 ありがとうございます。 最後までお読みいただきありがとうございます。 税理士 小原 健嗣
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