■アナザーコラム
社会保険労務士 宮さんの時候コラム ５月号
昨年末、厚生労働省より発表されたデータによると、うつ病を含む気分障害の患者は現在国内に100万人以上いるとみられています。うつ病等を起因とした自殺も発生しており、政府は、職域におけるうつ病・メンタルヘルス対策の一層の充実を図っていく必要があるとして「自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム」を設置し、検討を始めました。
検討の内容として、
1）定期健康診断においてメンタルヘルス不調者を把握する方法（健康診断時に心の状態を医師がチェックできないかどうか）
2）専門家と産業医を有する外部機関の活用、等が挙げられています。
健康診断については、労働安全衛生法で実施が義務付けられており、実施すべき項目についても施行規則で定められていますが、早ければ来年度にもこれを改正して、精神疾患のチェック項目を盛り込む考えのようです
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H&Iニュース５月号
【著者プロフィール】
【本 名】
宮 川 弘 之 （みやがわ ひろゆき）
サラリーマン時代の労働組合執行部経験を活かし、ヒナガタではない、それぞれの企
業にあった独自の就業規則・人事制度構築(賃金制度・退職金制度・人事考課制度)のコ
ンサルティングを行っている。また、セミナーも数多く行なっている。
【資 格】
・ 特定社会保険労務士・ ファイナンシャルプランナー
【主な講演】
・ フジテレビ「誰も教えてくれない年金の疑問イッキに解決スペシャル」にアドバイ
ザーとして番組監修及び出演（2004 年4 月13 日 19：00〜20：54 放映 ）
・ 第一生命保険相互会社・（財）大阪金属プレス工業会・阪急阪神ホールディングス
株式会社・株式会社フィスメック・リコー関西株式会社等「人事労務」・「人事制度」・
「年金」等の講師多数
【著書等】
・ わかりやすい新家庭の年金相談 共著（新日本法規）
・ 週刊ポスト増刊号「丸ごと一冊夫婦の年金」校正協力(小学館)
・ 産経新聞 「年金教育委員会」平成17 年5 月3 日付記事執筆
・ 伸びる企業のための賃金・退職金改革の実務 協力（日本実業出版社）
・ その他週刊ダイヤモンド等取材協力等
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