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家族に支えられている
みなさん、こんにちは。
RAKUDEN訪問ありがとうございます。
このピックアップは、らくだくんフレンドに登録いただいてる技工所様から、その方の人となりを紹介していくコーナーです。
第三回目は奈良県大和郡山市の(有)ベルグの園田貴士さんです。笑顔の素敵な穏やかな優しい方です。
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歯科技工士
なぜ技工士になろうと思われたのですか?
高校3年で進路を考えている時、まだ、これということはなかったのですが、
将来は手に職がある職業に就こうと考えていました。
たまたま高校の先輩が技工専門学校に行っていたので、話を聞き興味を持ったので、
技工士になる道を選びました。
学生の時は、はやく一人前の技工士になりたかったので技工所で雑用のアルバイトをさせてもらいました。(なんとらくだくんフレンドの上野山デンタルラボラトリー様だったんです! 編集担当吉田)
そこでの先輩方の技工物に対する取り組みを見て自分もはやく患者様一人一人に合った技工ができる様になりたいと深く思いました。
技工士になりたてのころは、未熟なので時間がかかって、深夜になることも多かったですね。作品としても先輩から技術的な指導をたくさんされました。
技工を志したころに描いていた“テクノロジー”なイメージではなく、
精神的にも肉体的にもかなりきつい仕事だなあと自分では思っていました。
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描く将来
そのとき将来についてはどのように考えていましたか?
そうですねえ・・・
普通は技工で技術を磨くとか考えるのでしょうが、
自分の場合は小さいころから将来は楽しい家庭を作ることが夢でした。
なのでまず、彼女をつくらなくてはと思いました。(笑)
その矢先、先輩技工士に紹介された女性に一目ぼれ。
今の現状では付き合う事すらできないと思い、まず、考えたのは
“仕事を早く終わらせよう”ということでした。
それまでは、ただなんとなくこなしているという感じでしたが、なんとかはやく終われるように努力しました。取り組みでも結構無駄な雑作が多かったんだなあと気づきました。
そして、少し時間の余裕が持てたのと(と言っても時刻は遅かったですけどね。)、
自分の誕生日が重なり、勇気を持って彼女に告白しました。いまの家内です。(笑)
付き合いも進んだ一年ごろから結婚を意識するようになりました。
仕事も慣れてきたんですが、将来のことを考えると少し不安でした。
当時まだ与えられた仕事だけをやっていましたが、自分から率先して仕事に取り組むようになり
会社から主任に任命されました。そのことが自信になりプロポーズすることができました。
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結婚そして家族
新婚生活はどうでしたか?
家に帰るといつも家内が笑顔で迎えてくれ、仕事で嫌な事があっても、すごく癒されました。
『結婚っていいなあ』(笑)
その後
子供ができたときは人生最大の幸せでした。しかしそれと同時に責任を強く感じました。
技工士としてやっていく自信を持つため、積極的に研修やセミナーに参加して
技術を磨くことに専念し、現在も意識して、それに取り組んでいます。
これからはどのように?
仕事においては、最近は器具や機械、材料もどんどん進歩・発展していると聞いています。
自分のいままでの経験を踏まえながら、柔軟な頭をもって、そういったものを取り入れて仕事に臨んでいきたいです。
仕事の効率化をはかるとともに、プライベートでは、家族と過ごす時間を大切にしていきたいです。
そうは言っても、やはり帰宅は遅くいつも子供の寝顔をみて日頃の疲れを癒しています。
なのでその分、朝は6時には起床して、家族で食卓を囲み、子供の話を聞いてあげるようにしています。
最近始めた釣りを子供たちと一緒にできる日を楽しみにしています。
お子さんの話をされるときの園田さんはとても優しいパパの笑顔でした。
取材編集担当:吉田美帆
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